自社製品を製造する際に使用する刃具・工具の購買業務を行っています。具体的には、既存工具の価格管理・交渉や、新規工具の価格査定等です。価格を見る上で、購入製品がどのように製造されて、どのように自社で使用しているのか知っておくことが大切なため、必要に応じて、工具メーカーの工場や自社工場に足を運んで学んでいます。また、取引先や他部署と連携して、購入製品のコスト削減にも取り組んでいます。
調達部は、文系学部卒の社員が多く配属されている部署でありながら、業務でモノづくりに近い領域で携わることができる点が魅力的だと思います。自分の担当工具が、自社製品のために実際に使用されている様子を見ると、やりがいを感じます。
また、部署や会社の枠を超えて多くの方とやり取りする機会があるので、時に難しさを感じることもありますが、うまく連携しながら進められたときには達成感があります。
業務上、モノづくりに関する専門的な知識が必要であり、最初は分からないことが多く苦労しました。そのような時に私が心掛けたのは、自分の理解できている部分と理解できない部分を明確にした上で相談することです。そうすることで、分からないなりにも業務をどう進めるべきかが少しずつ分かるようになり、知識も増えてきました。
調達部は、モノづくりに詳しく、頼りになる方が多いため、相談しやすい職場環境です。
正直、今でも分からないことが多くあるため、積極的に現場へ足を運んで、これからも日々知識を蓄えていこうと思います。
各工場で使う刃具・工具を担当しているため、自社工場はもちろんのこと、取引先や日産グループの方ともやり取りがあります。日々様々な方とのやり取りを通じて、自分の知見をもっと広げていきたいと考えています。そこで得た知識をもとに交渉を行い、よりよい購買業務ができるようにしていきたいです。