採用情報

HOME 採用情報 新卒採用 先輩社員の声 柿原さん

先輩社員の声

技術職
技術部 鋳造・加工技術

柿原さん

2018年入社 機械学科卒
03

技術部の鋳造・加工技術グループにて、シリンダーヘッドの鋳造ラインを担当しています。新機種部品を量産化するために、試作・品質確認・集めたデータを基に解析を行い、安定して生産できる鋳造条件の設定や、生産ラインを安定稼働させるため、不良・設備異常・ラインのチョコ停などのロス原因の対策をしています。また、設備導入、改造、生産ライン再構築のための旧設備の撤去といった工事手配も行っています。

現在担当している仕事の魅力・やりがいは何ですか?

鋳造とは、溶かした金属(溶湯)を型に流し込み、冷やし固めることで製品形状を作っています。型の中で溶湯がどのように流れて、どのように固まっているのか見ることができません。いわゆるブラックボックス状態です。そのため、鋳造という工法は、人の経験や知識、技能に委ねられる部分が大きく、周囲の環境も影響するため非常に奥が深いです。試行錯誤の連続で大変な時もありますが、思い描いたように製品が出来たときは達成感ややりがいを感じます。

入社してから成長した点はどんなところがありますか?

品質不良や設備トラブルが発生した際、なぜそうなったのか、対策はどうするか、その対策が別の不具合を引き起こさないか、といった現状把握~対策実施後の影響をより深堀して考えるようになりました。対策した内容が別の不具合を引き起こしてしまったり、そもそも的外れで効果がでなかったりした場合、追加対策(やり直し)が発生します。スピード感はとても大切ですが、一呼吸置いて、慎重になる場面も大事だと思います。

今後の目標を教えてください

まだまだ知識不足、経験不足を痛感することが多いです。様々な考え方、見方、調べ方などをアドバイス頂きながら日々勉強しています。また、新しい設備、新しい工法や文献もどんどん出てきます。そういった情報も自ら取りに行き、柔軟に対応できる力をつけていきます。生産技術は開発、設計から量産まで非常に多くの人と関わります。自分が入ることで、1+1を5にも10にもしていけるような技術員を目指します。