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マルチロガーAMS1000

マルチロガーAMS1000は、工作機械のモータの電力をモニタリングして診断することにより、
刃具の摩耗・欠けを事前に発見し、不良の流出を防ぎます。
また、振動センサ等を用いることで、送りや回転数等の最適な加工条件を求めることができます。

高性能電力センサ マルチロガー

こんな要望、困り事はありませんか?

刃具の定数延長、寿命交換 刃具折損の未然防止 最適加工条件の探索

高性能電力センサ マルチロガーなら、
お客様のご要望にお応え出来ます!

使用事例

1.刃具折損の未然防止

刃具が折れる前に探知できます。

生産ラインで刃具が折れると様々な損失が発生!

  • ● 刃具は再研できずにそのまま廃却。
  • ● 刃具以外に、ホルダや治具も壊れるかもしれません。
  • ● 製品は不良品となり、発見できないと不良品を作り続けます。
  • ● 発見が遅れると不良品が流出して、お客様や次工程に多大な迷惑をかけます。

マルチロガーがあれば解決!

高性能電力センサで主軸モータの負荷を監視しており、刃具の切れ味の
微小な変化を捉える事ができ、微小な刃具欠け、刃先磨耗が探知できます。

2.刃具の定数延長、寿命交換

定数交換から電力監視交換により
刃具寿命が大幅アップします。
従来

刃具の摩耗にバラツキがあるため、安全をみて短めの定数300で刃具を交換
していました。

改善後

マルチロガーで測定した電力負荷実績と刃具劣化の状態により定数を750まで
延長し、バラツキにより750前に破損する刃具は電力負荷監視により発見し、
定数前交換することで刃具寿命を最大化できます。

3.最適加工条件の探索

最適な加工条件を選定し、
刃具寿命の延長・品質の向上を実現します。

主軸電力や振動の少ない条件を探索することで、最適な加工条件を見つける
ことが出来ます。
最適加工条件に変更することで、共振が抑制され刃具寿命の交換定数が、
500から700まで延長出来た事例です。
(事例は、切削速度:120%、加工送り:110%に変更)

当社で20年以上に渡り使用しながら改良を続けてきた信頼性の高い製品です。
現在100台以上のマルチロガーが工場を常時監視、刃具欠損を探知し、不良の流失を防止しています。

製品仕様

☜ 表をスワイプしてご覧ください ☞
タイプ・形式 Aタイプ Bタイプ Cタイプ
常設 モバイル 常設 常設
型式 AMS1000-A AMS1000MBL-A AMS1000-B AMS1000-C
電源 DC24V AC100V DC24V DC24V
電力チャンネル 2チャンネル 4チャンネル 6チャンネル
データ収集周期 0.125msec
サンプリング周期(可変) 最速1msec(1msec~30sec)
アナログチャンネル 4チャンネル 8チャンネル 12チャンネル
サンプリング周期(可変) 最速0.01msec(0.01msec~30sec)
判定パターン最大数(同時) 64(8) 64(12) 64(20)
デジタル I/O点数 32点 48点 64点
CPU 32bit
クロック周波数 96MHz
SRAM(記憶領域) 16MB
周辺機器(メモリ) USBメモリ
周辺機器(LAN) 通信速度 Ethernet100Mbps
外径寸法 W180×H150×D70 W180×H150×D120 W180×H150×D120
  • ※電源ケーブルは付属しません。お客様にてご用意願います。
  • ※全ての機種にCT(変流器)及びI/Oケーブルは付属しません。
  • ※表紙写真の設備取付用通常タイプに加え、持ち運び用ケース入りのモバイルタイプ(Aタイプに限る)も取り揃えています。

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