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「お披露目会場」



10月15日愛知機械工業の技術を展示する社内イベント「愛知テクニカルフェア」
会場の愛知機械工業体育館へ運び込まれたコニーちゃん、
積載車から降ろそうと会場を見回すと、既に仲間達が来てました。
「全国コニー愛好会」の面々が、自慢の愛車を駆って
このイベントに合せて全国から掛け付けていたのです。
先にそのお仲間を紹介しましょう。

AF-8 グッピー
他の仲間から「早く買えよ」と言われ続けたオーナーが、
数ヶ月前に雑誌の売買欄で見つけて入手。
ちょっとお洒落に改造されています。


AF-7V コニー
我々が復元しているのと同じAF-7型。但しマイナーチェンジ前なので
ちょっと顔付きが違っているし、よく見るとルーフやボディーサイドの形状も全然違う。
ミッションは3速M/Tで1速はシンクロ無し。


AF-7V コニー
以前にも紹介した名古屋のAF-7V。
後期型なのでミッションは4速M/T、全ギヤにシンクロ機構付きは当時の最先端技術。
RRハッチガラスの「4段フルシンクロ」ステッカーでアピール。


AF-11 コニーワイド
丸く大きな目玉を連想させるヘッドライトの間に鼻状の外気取り入れ口。
このファニーフェイスは、その後の軽トラックデザインのトレンドとなりました。


AF-11 コニーワイド
北米へ輸出された左ハンドル仕様。これは愛知機械の従業員有志が購入したばかりのもの。


AF-3コニー
こんな形のコニーがあったなんて知らなかった。
なるほど、他には1台も現存してないとか。

会場には珍しい車が集まるというのを聞き付けた取材記者の姿も。
翌日の読売新聞朝刊に、「懐かしのコニー集合」という題名で掲載されました。


さて、お仲間ばかりが注目されちゃってるけど、そろそろ主役(?)を
トラックから降ろそうか。


そろりそろりと降ろされるコニーちゃん、本当に動くのか?

遂に仲間達と一緒に走らせるという夢が叶う!社員の皆にも乗って貰おう!



試乗会の様子は次回に続く

No.30
「車らしく」
No.32
「大試乗会」