「車らしく」
ボディーをシャシーへ着地させた途端、「ガツンッ」と鈍い音。
なんじゃ?
慌ててボディーを持ち上げてみたが、どこが当たったのかよく解らない。
マニュアルを調べてみると・・・、しまった!
クッション材を入れるのを忘れていたぞ。
これを忘れていた
ボディーを降ろした時は、既にボロボロ。捨てちゃったからね。
厚めのゴム材をカットし、シャシーのフレーム上に貼付け。
今度こそ。
見事ドッキングに成功、これで「車らしく」なった。
室内に顔を覗かせたミッドシップ・エンジンも誇らしげ。
金色に染まったカバーが眩しい!
マウント部を固定し、ハーネスをつないで
ステアリング・シャフトを組付け。
ボディーサイドやドアの中まで、完璧な塗装。
そこへ取り付ける内張りは、中性洗剤を薄めた液で拭き拭きされたもの。
破れが無かったから、
まるで新品の様に蘇った。
もちろん天井だってこの通り!
で、遂に完成した!
取り敢えず、後ろ姿だけ公開。
板金塗装を行ったプロ集団が集まって、記念写真をパチリ
コニーちゃんを生まれ故郷の愛知機械工業へ連れ帰ってから1年半、膨大な工数を使い
多くの人から大きな暖かい援助を受けて、とうとう完成しました。
次回は、完成を記念しての大試乗会。
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次回に続く
No.29
「ターゲット設定」
No.31
お披露目会場