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「ドアとFRフード」



愛知機械のカロッツェリア(?)で美しく仕上げられたドア、
職人の手に掛かったからといっても簡単じゃあなかった。
ドアの錆を削ってはみたものの・・・

下端部が無いんじゃ、ダメだなあ。 裏側は・・・


ボディーの下端部は埃や砂が溜まり、そこに雨水が留まってしまうから錆の温床になり易い。
ドアなんかは温床となる面積が広いから、旧車では最も弱い部分の一つ。
コニーちゃんはもちろん、見ての通りグサグサ。
もう、とてもじゃないが元の鉄板なんか使えやしないので、下端部を造り直す事とした。
袋になった部分をバッサリ切断してみると、

 内側の酷い部分が露に。


切り落とした袋部の中でも腐食消滅してしまったところは、周りを取り去り
新たに板金で造り直した物を貼り付けた。
もちろん内側の錆は落としました。
これで袋状の部位は完成、ドアの下端部分として溶接で元に戻された。


フロントフードはドアより簡単。
裏面には補強用のレインフォース(コの字型断面の補強用鉄板)しか付けられておらず
ドアのような袋構造ではないから、錆を削り落とすだけ。
ここにも貫通穴が

貫通穴が現れたので、削っただけでは済まなくなった。
裏面に当て板を溶接して修正し、表面にはパテを盛って仕上げ

サフェーサを塗って完了。

こいつは割と短時間で仕上がりました。



じゃあ、問題のリヤ側に手を付けるか。

No.23
「全国区になっちゃった」
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「バックドア」