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 リア・アクスル


ところで復元作業、実際はいつやってるのか。
まさか仕事時間中じゃないよねえ。
だから平日の昼休みや仕事が終わった後の時間を活用してるのさ。
昼休みはパンを片手に集まり、作業しながら食すなんて事も。
仕事が終わった後は、帰宅するまでの数時間を惜しんで(?)作業。
で、切りが良いところまで進めて終了。
まあ平均して2〜3時間/日ぐらいってとこかな。
誰も強制しないどころか、声も掛け合わないのにね。
土曜や日曜?もちろん お休みです。

しかし発起人氏に休み無し。
土曜や日曜は、カーショップやホームセンター巡り。
でも車部品のコーナーには使えそうな物があまり見つからない。
だけど意外や意外、ホームセンターの「お百姓さん」コーナーが穴場だった。
芝刈り機部品や噴霧器の横で、Vベルトや銅パッキンを発見。
Vベルトは耕運機用のがピッタリ!

さて、復元作業は、リア周りへ。
マフラーは先端部分をカットして、新しいパイプを溶接。
これで機能的には十分だろう。

 先端部分だけピカピカ
リーフ・スプリングは、泥錆を落として錆止め塗装。
 見事な板バネ

デフも生き返った。
固着していたベアリングを外し、新品へ交換。
標準サイズなのが幸いし入手は簡単だったが、圧入はどうしよう。
パンダグラフジャッキと壁で「簡易プレス」の代用でトライしたが、ダメ。
困って車両試作部のベテランに相談、油圧プレスで圧入してもらえることになった。

さすが文明の利器、今までの苦労が嘘のようにあっさり完了。


これでギヤを手でスムーズに回わす事が出来る様になった。
但しベベルギヤだけは、どうしようもない。
腐ったオイルの中で泳いでいたから、歯が腐食してしまっている。
錆は慎重に除去したが、歯形がガタガタだからバックラッシュは相当なもんであろう。
ノイズなんか問題じゃないが、とにかく破損しない事を祈るしかない。
まあ、20Km/h ぐらいでなら走らせる事も可能かな。

シャシー最大の問題は、ブレーキ。
ホイール・シリンダーは錆でボロボロ、ゴム類も劣化。
こんなんで、再生できるのか?
いまどきの軽自動車よりサイズが小さいから、代替品の購入は無理。
解体屋巡りして、古い軽トラから外して移植を試みるか。
まあエンジンを掛けるには支障が無いから、先送りすっか。


というわけで、次回はいよいよ・・・。

No.13
決意!
No.15
シャシー完成!