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第13回 「エンジン完成」


さて、そろそろエンジンを完成させちゃおうかな。

残りは下回りか。オイルパンを組付ける前にオイルポンプ部のフィルターを修復せねば。
下側を地面で打った時、オイルパンのすぐ内側にあったフィルターは当然のようにダメージを受けてしまい
薄板の箱は大きく潰れて、網の部分なんか破れて剥れて酷い状態だったからね。

破れた網は取り去り箱を板金して、ホームセンターで買った網をハンダ付けしてフィルターの修復は完成。

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オイルポンプが見えます 修復したフィルター。虫でも入るのか?

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フィルターは、ここ。そりゃあ潰れるわさ 液体ガスケット塗ってオイルパン取付け


細かい部品がまだ残っているものの、これでほぼエンジンは完成。
まだ動作確認してないけどエンジンとミッションという駆動系の大物が終わったのは嬉しい、
車を動かす要の部分に目処が立ったから、ちょっと安心か。
せっかくなので、エンジンとミッションを並べて記念撮影。

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水平対向エンジンは、この薄さ 縦置きなので、駆動力を減速して後方へ


チマチマした作業が続いていたので、気分転換に何か簡単で大きな変化がある事をやりたくなってきた。
大物部品をとなると、車体に関する作業が良いかもしれない。

車全体を見てみると、まだ駆動系を降ろしただけだから原形を保ったままですな。
一気に短期間で仕上げる事は無理なので、ボディーの鉄板部分に手を付けたくない。
なんせ原形が崩れて車の形をしてない状態で何年も過ごすと、それを見ただけで レストア作業の
天敵である「モチベーションが下がる」ことになっちゃいそうなので。

07 もし取材や展示する事になった場合、
このままなら写真撮影に対応できる。
なるべくバラさないようにしておこう。


車の周りを回って何をしようかと考えていたんだけど、後方から見ている時に気が付いた。
この荷台の部分、床板だけを持上げる事ができるんじゃないかなと。
荷台に載せてあったままの物を片付けて清掃してから、よいしょっと手を掛けて持上げてみたら
果たして床板をめくり上げることが出来たのであった。
おお、デフやリヤサスペンションが丸見えじゃん。

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床板は一枚板か? 手で簡単に持ち上がった 木の板で寄木してあるねえ


思っていたより下回りの状態は良さそう。
これならゴミ埃を取り除いたらすぐに綺麗になりそう・・・、と思ったのは早合点。
シャシー部のゴミ埃を掃除機で清掃しエアブロー、そして気になる所をスクレーパーで軽く引っ掻いてみたところ
しっかり錆びたフレームが姿を現したのであった。

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すぐ綺麗になりそうに見えたが 本当はサビサビだった


いやー、これは大変。



というわけで、次回からはシャシーの作業へ。

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