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「最終回」



復元が完了したコニーがその後どうなったかが気になるよねえ。
イベント参加で来場者と話ができたりするのはとても楽しくて有意義、
これからも積極的に参加しようとの方針決定により、復元が完了したコニーを
数々のイベントへ出展させたのであった。
但し、近くて参加費が安いところしか行けなかったけどね。
その他幸運にも雑誌やTV、新聞等に取材をしてもらえたりして。
これで愛知機械工業の企業PRに貢献できたかもしれない。

それでは復元完了後のコニーちゃんがお出掛けした履歴を紹介します。

コニーちゃんがお出掛けしたイベント

1995.5.19  第6回 トヨタ クラシックカーフェスティバル
 第34話で紹介したトヨタ博物館主催イベント。
 コニーちゃん、イベント初参加!
↓ 画像をクリックすると拡大表示します。
オールドタイマー誌の23号にも掲載された! オールドタイマー23号(1995年8月号掲載)


1995.9.9〜10  富山ヒストリックカーショー
 第35話で紹介した富山チューリップテレビ主催イベント。
初の泊り込み長距離遠征でした。


1996.1.27〜28  横浜クラシックカーフェスティバル
 関東地区最大級のメジャーイベントへ、コニー愛好会と共に初参加。
まだ造成途中で土埃が舞うみなとみらい21地区のパシフィコ横浜で開催


1996.6.29〜30  第2回 名古屋ノスタルジックカーショウ
 TV愛知主催で名古屋国際展示場にて開催。
横浜の展示を見た主催者から、是非同様な展示をとの手紙をいただいて参加。
参加費が高かったので特別予算を組んでもらったっけ。


2000.1.16  クラシックカーミーティング豊橋2000
 愛知県豊橋市の市中心部で開催された地元密着型イベント。
昔のスーパーカーと一緒に並べてもらいました。


2001.4.15  第7回 オールドカーミーティング SETO
 愛知県瀬戸市品野陶磁器センターで開催。
せとものの街で行われる「陶祖まつり」に合せて行われ、陶芸の体験もできた。


2001.5.13  第6回 三河で旧い車ミーティング
 岡崎市中央総合公園で行われる いすゞ車愛好クラブ主催のイベント。
一般来客駐車場も旧車・珍車が多かったです。


2003.5.11  第8回 三河で旧い車ミーティング
↓  画像をクリックすると拡大表示します。 ↓
CG誌とオールドタイマー誌に
掲載された!
カーグラフィック509号
(2003年8月号掲載)
オールドタイマー71号
(2003年8月号掲載)

 
コニーちゃんの特集をしてもらった履歴

1998.1.12  日刊自動車新聞掲載

1999.10.13  TV愛知夕方ニュース・アイ
「企業が復元を通して物造りを見直す」特集コーナーで放映


ところで、復元が完了したらその後のメンテナンスなんてあまり気にしてなかった我々、
定期的に走行させられない状況なので、数ヶ月ぶり(いやいや1年ぶりって事もあったか)
に走らせようとしたら動かない!
当たり前なんだけど、そのまま維持できるなんて甘いもんじゃなく痛い目にあってしまったのだ。

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押しても引いても車がビクとも動かず。
パーキングブレーキを引きっ放しにしておいたので、リヤブレーキと共用しているドラムに
シューが張り付いたままになってしまったのだ。
以後、絶対にパーキングブレーキは掛けておかない事にした。
バッテリー上がり。
端子を外しておいたんだけど、オルタネーターが正常じゃないので仕方がないか。
充電保管するしかないし、オルタネータの修理もせねば。
エンジンが掛からない。
長期間の放置で燃料のガソリンが変質し、キャブレターが詰まってしまったのだ。
現在は保管時にガソリンを抜くようにしてます。
ブレーキフルード漏れ
ブレーキのマスターシリンダーが特殊サイズでカップが入手不可のため再利用したのだが、
やっぱりダメだったみたい。
タイヤを外してホイールシリンダーも見たけど、これも再利用したカップからフルード漏れ。
マスターシリンダーとホイールシリンダーを他車部品にASSYで交換するしかないのかなあ。
とにかく現在は、フルードをすべて抜いてます。
パーキングのワイヤー切れ
一部解れていたのをそのまま再利用したんだけど、積載車の傾斜した荷台で
思いっきりサイドブレーキを引いたら、ブチッ。
コニー愛好会の会長から、新品のワイヤーを貰って復活できた。
冷却系
空冷エンジンなんで、水まわりのトラブルが一切無し!で心配無用。蛇足でした。

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ということで、最終章もこれでおしまい。

面白半分から始まった再生遊びが、
いつの間にやら会社内を巻き込んでの完璧な復元作業へ発展し、
全くもって驚きの展開となってしまいました。
でも会社主導での復元活動じゃなかったから、素人作業ではあったけど
会社の理解もあり自由気ままにできた事が、ここまで続けられた理由なのでしょうか。
とにかくこの大騒動の顛末、公開することで楽しんで読んでもらえたり
復元作業に少しでも役立てていただければ幸いに思います。



えっ、新連載はどうしたかって?



ではでは、次回よりレストア物語「AF3編」をお楽しみ下さい。

・・・復元したAF7が走る姿を「完動のAF7」として付録しましたので、そちらも見てね。
(2004.6.30)

No.35
「完結編」
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