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「クラシック・カー・フェスティバル」



イベント会場である愛知青少年公園までの公道走行に備え慌しく準備をする参加者達、
トヨタ博物館出発前の風景をパノラマ写真でどうぞ。


コニーちゃんを探せ!?

我々も主催者から手渡された
マグネット式のゼッケンをフードに貼り
エントラント・カードを首に掛けて、準備完了。



ゼッケン順の出発だけど、やたらとエンジンを空吹かしさせている後ろの車は何だ?
あらら、箱スカのGT-Rか・・・
Max50km/hのコニーちゃんが先導では、プラグがカブっちゃいそう。
一応、ご挨拶。「すいませーん、あまり速く走れないので。」
玄関で手をふる博物館の職員に見送られ、120台の参加車両は次々に
猿投グリーンロードへと走り出した。


まだ8時なのに、沿道には早くもカメラを構えた人が立ってる。
3kmの道程をのんびりペース(コニーちゃんだけは全開!)で走り、
愛知青少年公園内の展示会場に到着。
途中ストップしていた赤い車、誰かに助けて貰えたかな。

公園内周回のパレード走行を待つ間は、一般見学者が自由に見られるよう
全車が展示会場に並べられた。
ここでコニーちゃんの荷室から取り出されたのは、例の展示パネル。
拾ったオンボロをバラバラにして錆を落とし、溶接・板金・塗装して組立て
という過程が一目で解るように写真付きで説明しているから、レストアに
詳しくない人にも楽しんでもらえるかも。
もちろんこんな紹介、他には誰もやってなかったけどね。


ところでエントラントには、常連さんが居るみたいだけどなぜなんだろう?
なんと、エントラントのうち我々の様に一般応募から主催者に選ばれて参加できたのは
僅か20台で、残りの100台は日本クラシックカー協会という組織の会員だそうな。
なるほどね。それにしてもたった20台の中に、我々をよく選んでくれたなあ。

公園内2周のパレード走行は午前と午後の部に分けられており、我々は午前の部。
展示会場中央に置かれた「お立ち台」に登って場内アナウンスで
一台づつ紹介されてから出発。「愛知機械工業のコニー360です。」

ラリーのスタートみたいでカッコいい!

公園周回道路は観客で一杯、皆が手をふってくれて嬉しいやら照れくさいやら。
途中、エンコする車を尻目にトラブルなく無事に完走したのであった。

夕方の地方ニュースでも走行中のコニーちゃんが放映されたらしい。


そして閉会式、我々は主催者から表彰されてしまったのだ。
表彰内容は、「レストア過程が良く解かったで賞」。
そうです、あのパネル展示の効果は絶大でコニーちゃんの周りだけは
いつも人が絶えなかったから、審査員もそのアイデアを評価してくれたみたい。


しかし我々よりも詳しい旧車マニア(もちろん見知らぬ人)がパネルの前で
説明員をやってくれていたのには驚いちゃったね。

というわけで、全員での記念写真が撮影されイベントは終了となりました。
参加記念に貰ったバッジは、今でもコニーちゃんのフロントグリルに取り付けてあります。


ペーパークラフトにもバッジは付いてるよ






と言う事で、あと少しつづく。

No.33
「旧車イベントへ出よう!」
No.35
「完結偏」