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+ No17 + 「準備を急げ」


さて参加準備の方はと言うと、費用については発起人氏の交渉が実り
車の輸送費と出展費を会社が負担してくれることになって早々に解決、あとは
どうやって車を持って行くかを決めるだけ。
運送屋さんをどこに頼むかだが、やっぱり日産グループだからお付き合いのある
日陸(日産陸送)にまずは聞くのが筋と問い合わせたところ、試験車を運ぶのと
同じ条件で請け負ってくれるみたい、一般でお願いするよりかなりお安いから助かるねえ。

輸送もすんなり解決したかと思われたのだが、ちょっと待てよということになった。ん、どうした?
搬送に使うトレーラの積載条件と合わないよ、なんて事態になったのさ。
当時、社内に貼り出された壁新聞に詳細が書いてあったなあ。

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ニュース

というお話があったのだが、最終的にはトレッドも高さの問題もクリア出来る見込みとなった。良かった。
結局名古屋からは、日陸のトレーラ2台を使ってAF11を3台、AF7が2台、AF3を1台運んでもらい、
会社のアトラスでヂャイアント三輪車を、会長のトラックでグッピーを運ぶこととなった。
ついでにエンジンのカットモデルもアトラスの空きスペースに押し込んで行こう。

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スケジュール
日程計画も万全、あとは計画通りに進むかだね。

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会場見取り図
みなとみらい21って、桜木町なんだ

日程までに最低限の準備を整えて、そしてトレーラへ車を積み込む日を迎えたのであった。
AF3コニーの仕上げは今一歩だが、えーいままよ!
予定通り金曜日の夕方に日陸のトレーラ2台が港設計に現れて、積み込み開始。

整列 登り
積込み前に、整列 さてさて、トレーラによじ登れるのであろうか

我々の心配を他所にプロの技でトレーラの上段に駆け上がったところまでは良かったのだが、
ここでトラブル発生、しかも我々が前回復元した青いコニーちゃんに。
落ちて来ないよう思いっきりサイドブレーキを引き上げたところ、「ぶちっ!」。
ワイヤーが切れてしまったのだ。そうだよなあ、復元時に”ほつれ”に気付いていたのにそのままにしてたもんなあ。

積載 カバー
積載完了! 大切な物だからカバーで保護

ということで、下段に積み込まれてしっかりタイダウンされた青いコニーちゃんだったが、このあと横浜に
”着いてビックリ”の事態が起こるとはクラブ員はもとよりコニーちゃん自身も知る由もなかったのである。
何かをブチまけたらしいよ。何を?



次回は横浜。

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