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第23回 「企画展【甦れ!クルマたち】」


愛知県長久手市にあるトヨタ博物館にて2010年10月9日(土)から2011年1月10日(月)まで開催された企画展【甦れ!クルマたち】、
コニーの展示要請を受けてレストア途中のAA27型三輪車をバラバラ状態のまま出展する事にしたのであった。

企画展が開催される数週間前から名古屋駅の地下コンコースに連続して貼り出されたポスター、我々のAA27も載っている。
熱心にポスターを見入る通行人も居て、これなら大きな宣伝効果が期待できそう。

地下コンコースに貼り出されたポスター 立ち止まってポスターを見入る通行人 ポスターの隅に掲載されていますね
地下コンコースに貼り出されたポスター 立ち止まってポスターを見入る通行人 ポスターの隅に掲載されていますね

さて迎えた開催初日、博物館本館2F企画展フロアへいざ!会場入口の看板にコニーが掲載されているのを確認してから展示会場へ。

愛知県長久手市のTAMことトヨタ博物館 100台以上の車両が常設展示されている本館
愛知県長久手市のTAMことトヨタ博物館 100台以上の車両が常設展示されている本館
企画展【甦れ!クルマたち】の入口 コニー復元クラブの名前も
企画展【甦れ!クルマたち】の入口 コニー復元クラブの名前も

今回の企画展は「レストアは単なる復元だけでなく当時の技術や社会がわかる調査研究の宝箱、
その宝箱から研究成果やモノづくりのこだわり、情熱を伝える」との趣旨から、博物館以外でも行われている
レストア活動を紹介するコーナーが設けられていて、我々はそのコーナーへの展示であった。

時間が早いためか人影は疎らながらも既に座り込んで展示物の細部を観察している熱心な来場者を横目にAA27の展示場所へ直行、
展示コンセプトは「フレームで囲われた車両を透明なアクリル越しに見せることで大切な宝物であるイメージを構築させる」との事であったが
立派な木枠の中に据え付けられたAA27のボディーとシャシーは、錆びた鉄屑ではなく工芸品のように見えてしまうかも。

それでは展示状態の画像をいくつか紹介します。

展示状態の画像1 展示状態の画像2 展示状態の画像3
展示状態の画像4 展示状態の画像5 展示状態の画像6
展示状態の画像7 展示状態の画像8 展示状態の画像9

事前に提出済だったレストアの醍醐味や苦労話を含んだクラブ活動の紹介文も掲示されている。

事前に提出済だったレストアの醍醐味や苦労話を含んだクラブ活動の紹介文も掲示されている

それにしてもアクリル板越しに見えるディスプレイは素晴らしく、その中に鎮座するAA27を見ると嬉しいような恥ずかしいような。
博物館に展示してもらえるなんてクラブ設立以来の快挙なので、もちろん愛知機械工業の社内報にも掲載してもらいました。

年が明け3ヶ月間の展示を終了して役目を果たしたAA27は、閉幕2週間後の週末にクラブの部室へ戻ってきたのであった。

バラバラでもトラックに余裕で乗ります フロントボディーをフォークリフトで シャシーは皆で転がして移動
バラバラでもトラックに余裕で乗ります フロントボディーをフォークリフトで シャシーは皆で転がして移動

そうそう、企画展が始まる前に博物館からいただいた物ですが。
なんと「AF11コニーワイドトラック」、しかもレストア済の車両!
更にその荷台に鎮座していたのは、愛知機械工業製の「ごこくAE9」発動機じゃないですか!!

積車から降ろされるコニーワイドトラック レストア済なので綺麗なボディ
積車から降ろされるコニーワイドトラック レストア済なので綺麗なボディ
荷台も綺麗。フルシンクロのステッカーも 「ごこく」発動機と申します
荷台も綺麗。フルシンクロのステッカーも 「ごこく」発動機と申します

展示の為に夏休み返上で必死に準備して送り出した後は燃え尽き症候群みたいになっていたけれど、
貴重な愛知機械工業製品をいただいたり博物館展示で満足感も得られモチベーションも急上昇。
あらためてAA27コニーの復元を進めていかねば!という気になってきた。



さあ、続きを頑張るか。

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